『フクシノヒト こちら福祉課保護係』(文芸社文庫NEO)
定価/605円 (本体 560円) A6並 264ページ 発売日/2017年3月25日
この本は「文芸社 U-30大賞」に役所てつや氏が原案を応募し当選、私が氏に取材して文章化し『フクシノヒト』として2004年に刊行されたものを、修正・改題し文庫として新たに刊行したものです。
手前味噌ながら、『フクシノヒト』はけっこういい評判しかなくて、増刷されず残念だなあと思っていましたが、今回、文庫化されて蘇ったわけで、著者として大変うれしうれしであります。
詳しくはこちらから。
https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-18379-4.jsp
●パブ用案内文
この度、小説『フクシノヒト こちら福祉課保護係』が刊行されましたので、著者よりご挨拶を申し上げます。
本書は、役所で生活保護を扱う部署に配属された新入所員を主人公とし、生活保護受給者や先輩ケースワーカーとの関わりの中で成長していく姿を描いたものです。
あえて理想的な職場(区役所保護係)を舞台とし、それでもなお困難な生活保護の実情につき、真剣に、しかし時にコメディータッチで描いた群像劇です。
福祉・生活保護・公務員に関し様々話題となっている昨今、このジャンルに関わっている人々はもちろんのこと、すべての若者にとって問題意識や気づきを得られる作品になっていると自負しております。
よろしくお願い申し上げます。