2011年8月25日木曜日

最近の執筆活動

去年末から今月までで、五つの小説を書いた。
一つはまったくの新作で、本格推理物(400字換算430枚)。
ほか四つは、五年ほど前に途中まで書いたものを大幅に方向転換させ補筆したもの。
うち一つは、女子高生が主人公のホラーミステリー(400枚)。
次に、三十代のヤクザ者と若い女の、バイオレンス・アングラ・サスペンスみたいなもの(340枚)。
お次、夫婦二人の心理犯罪関係の純文学(90枚)。
最後が、引きこもりの兄と活発な妹などの人間模様を描いた青春小説(280枚)。

我ながら、まったく方向性が決まっていないなと呆れる。
でも、いろいろ書いて何が得意なのか知るのはいいことだと思う。
だけど、どれもどれって感じではある。
いろんなジャンルのものを妥当にうまく書けたと思うが、どれが得意かとか書きたいかとかの区別はつけられず、まして「いいのか悪いのか」など、当然ながら自分で白黒つけることはできない。

まあ、何もせずグダグダしているよりはずっといいだろうと思う。
私の人生が進んでいるのか、止まっているのか、低下しているのかわからないところが、苦しい点だけれど。

誰も信じてくれはしないのだから、自分で自分を信じてあげなくては自分がかわいそうではないか。
そんなふうに思って、計算高い天然で生きてます。