2021年5月30日日曜日

横須賀で桑の木(カイコの餌)が生えている所を大公開!!(最寄り駅・横須賀中央・県立大学)

 孫に当たる子が、学校からカイコの幼虫を渡され、持ち帰ってきました。

私はすぐ「エサどうすんだー」とおもいました。

カイコは桑の葉しか食べないのです。

桑の木なんて、今どきどこに生えているやら。利用価値のほぼない木ですから 、だいぶ駆逐されているはず。。。

検索して、ここに生えているという人のブログを見ましたが、そこに出ていた数多くの写真は桜の木ばかり。

んーーーむ。

とりあえずメルカリで「無農薬の桑の葉」を売っていたので買いましたが、もうおカイコさまの桑の葉はしわしわです。

そして今朝、辺りを走り回ってようやく、まさに奇跡のように見つけました。

同じように困っている近隣の方。

長期的にはメルカリになるでしょうが、 緊急避難的に、とにかくここに行けばあります。

なかなかの込み入った場所なので、動画をあげました。お役に立てればと思います。

 https://www.youtube.com/watch?v=FKmPzj1kLTA

2018年11月30日金曜日

猫、保護しました。

2018年10月21日、隣の公共物置き場みたいなところでワオンワオン2日半にわたり鳴いてた猫を保護しました。


警察・動物愛護センター・迷いペット掲示板3種に届け出ましたが、一か月経っても飼い主現れず。
快食快眠快便で、なつっこくて、なでるとすぐゴロゴロ。捨てられたんだろうなあ。

病院では、特に悪いところはないようだとの話でしたが、左前足がまがってるし、筋力弱いのかジャンプもできないし、じゃれるのもヒモとかいろいろ試したけれどあまり関心なく、のろのろと追っかける程度。
こんな弱い猫が野良として生きてこられたわけがないので、捨てられたのだろうと推測。
また、総合的推測により彼女(命名しまこ、本名・先崎志摩子)の過去は、狭いケージの中とかだけで栄養の悪い食事ばかり食ってきて、かわいがっていたお婆ちゃんとかが飼えなくなり、家族が近所に捨てた……というあたりが妥当かなと思ってます。
人の目をまず見ず、ほとんど一か所にとどまってて、でも寂しいのかなんなのか、時々「あおん、あおん!」と10回くらい、かなりの声で鳴くようになってます。二階で保護してますが、先住の17歳黒猫がビビるので、一階には下りてきません。
(こいつも時々、アオンアオンうるさいのだが。うちにはこんなのしか来ないのか(^^;)


今度、すみか(ベッド)を娘の部屋に移してみて、さてどうなるか。
だめなら、一階の寝室に移そうか。
アオンアオンが止まって、もっと動き回ってくれて、筋力つけてバンバンじゃれるようになってくれればなあ。さらなる遠大な夢としては、先住黒猫と仲良くなってくれればなあ、なんて思ってます。
なんにしても、時間がかかるのは確かでしょう。





(なで回して、ゴロゴロいって、でも部屋出るときにはいつもこんな「殺してやる」って顔で見るの、どうにかして欲しい(涙)
 



2018年10月12日金曜日

韓国語版「フクシノヒト」のレビュー

「グーグル翻訳」で、下に掲載した韓国のサイトに載っているレビューを翻訳したところ、けっこう内容がわかるものになりました。
みなさん大変長文で真剣に書かれており、著者としてはとてもうれしく、意を強くした次第です。
機械翻訳そのままではありますが、ここに抜粋して掲載させていただきます。
http://www.yes24.com/24/goods/64090962 より)



●社会的弱者は死んでも親族の許可がなければ化粧もできない現実の流体の買収を拒否により難しくする堺にしようと先輩は酒井に過度の感情移入がどのようにより困難にしていることの話してくれて力を加えてくれますね。シラーイノ、試して、若尾先輩など個性あふれる福祉課保護係の先輩たちの影響を受けて、福祉人として成長していく堺の様子を興味津々に会ってみることができます。涙と笑い感動がある人の話胸暖かく見ることができました。


●著者先崎綜一は「福祉の:ここ福祉課保護系」は、日本の福祉システムを素材にして「生活保護」を受ける人々と彼らのそばに立って、福祉人の話を描き出す。大したことなく、大学を卒業して、安定という理由区に就職した栄という人物が配属された部署の「福祉課保護係」を使用して、著者は、私たちがよく知らない社会最下位層の生活をそのまま露出する。不十分な福祉システムのために助けを受けられない彼らの姿は、国家の成長の中で、これまで誰もが楽に住んでいたと思うの質問を投げかける。 「あなたが考える福祉とは、生活保護とは何か?」


●私の親友が社会福祉士として働いている。ため好奇心ヒ移動して、読まれた。
この本は、、福祉人の哀歓とやりがいを現場を中心に実感できるように伝達した本である。
日本の本と、特有の例文化によって飾りの本になるか懸念がされたが込められた内容は、本当にリアル極まりないた。
友人にすぐにこの本の紹介をしてくれた。
内容を非常に簡単に言えば、坂という主人公が困難公示について福祉課で働く生活を描いた本である。
興味深かったのは、日本と私たちは恐ろしくも似ているという点である。現職の友人に酒井が経験した内容を教えてくださいたところ
それはむしろ、現実のサムネイルという言葉を聞いて驚きを禁じえなかった。
認知症高齢者の福祉の死角地帯。福祉公務員の劣悪な処遇。
突然どの福祉課職員が自ら命を絶ったの数年前のニュースが浮かんで苦くた。
この本は、福祉課職員より、社会的に多くの人々が読むべきだと思う。
日常的な文体で福祉公務員と福祉系の現実を赤裸々に扱ったこの本は、、「日常的」であり、さらに「悲哀」が感じられる。
その一方であきらめない主人公を見て友人が誇らしいた。
 私は他の人とは異なり、この本で描かれている「弱者」だ福祉対象者ではなく、
福祉課職員の哀歓により心情的に共感を感じた。
甲と悪口を食べながらも、実際には徹底したのである韓国の公務員に敬意を表する。


●すべての国民が人間らしい生活を営むために行う闘争の最前線で血の汗を流してそれらを助ける福祉闘士...社会福祉士の話を描く作品が出版された。日本が背景である作品なので韓国の状況とどのようギャップがあるか分からない。ただし、これまで漠然と知っていた福祉士がどのような仕事をするのか、明確な法的限界の中で福祉士としての悩みや会議、時にはやりがいと希望など福祉を通じた様々な感情を一緒に感じることができた作品だった。一時修能点数に合わせて何気なく社会福祉士をサポートしていた自分が恥ずかしくなっ作る...福祉士の苦悩と哀歓が込められた作品だった。限りなく暗い、暗い雰囲気と考えるかもしれません
初心者福祉士堺の目線で展開されている話なので、彼が引き受けた地域の対象者間のいくつかの出来事を中心に堺の個人的な身の上変化、例えば彼女との別れ、新しい甘い恋の開始などを見せながら人間的ヒューマニズムを込めると同時にぎくしゃく恋愛ストーリーとしての楽しさの要素も逃さない。
作品の中に詩を読んで、大きな衝撃と私の言葉のような顔熱を感じた。既存の偏狭な事故で助けを必要とする「弱者」、みんな生きていく「人」の意味についてもう一度考えて見るようにする良い作品だと思われる。


●私たちが考えている福祉とは何だろう。いや私は考えている福祉とは何だろう。大変難しいこれらの国の支援を受けること、あるいは必要なときに助けを得ることができる制度くらい?!
最下位階層のための福祉職員の話はいろいろなことを考えさせた。事実私も主人公坂井悠二のガールフレンドのよう考える時が多い。事情のない人がオプドゥト、それらの人々それぞれにはやむを得ない事情があるのが分かる。しかし、すべての事情を理解することができるわけではない。彼らの中には明らかに十分に自立することができているにも努力していない人もいて、知りながらも自らを最悪の状況に追い込んだ人もいるだろう。このような人々のために使われる税金が本来必要とする人々に十分に使われず、もったいないと考えてはならない。
「人にはしっかりと生活を生きていく権利があり、従って私たちはそれを助けるだろう。そのだけだ。」 - P. 135本を読みからも、本当に助けが必要な社会的弱者があれば、そうでない部類もあるという考えは、まだ変わらない。しかし、福祉課の従業員のように、社会的弱者のために働く人々が必ず必要があるということは、感じた。いや、今よりも多くの人員が補充されるべきだという考えもした。この本は、日本の場合ですが、一人当たり80〜130人まで担当をするとは。これが話のか。一人当たりあまりにも多くの人員を果たした場合の本の中の事情のように必要な書類が抜けることが起こるだろうから、このようなことを減らすために、福祉課の人員を補充して分担することが答えだ。いつ一度韓国も福祉課職員の数が少なくて仕事がとても大変だという話を聞いた。
福祉課職員の日常の中に軽く含まれてロマンスまで。話は簡単に読み取りヒョトゴ分量も多くなく、すぐに読むことができるユニークな素材と目を引くとした。このような素材の話は初めてだ興味深く読んだ。一度読んでみて福祉について考えてみるのもいいようだ。

「フクシノヒト」韓国版、販売しているようです

ハングルを全然知らないけれど苦労して探してみたら、ありました。韓国語版「フクシノヒト こちら福祉課保護係」のサイト。
https://ridibooks.com/event/11341



こちらは販売サイトの模様。。。。
http://www.yes24.com/24/goods/64090962

 

これでいくと、発売間もなくしてレビュー8件、☆4つの高評価、のようだけれど。
本当かしらん。
レビューを読めないのが残念!

2018年9月24日月曜日

『フクシノヒト』が韓国で発行されました

拙著『フクシノヒト こちら福祉課保護係』の韓国語版が届きました。ちょっと縦長の大きな判型です。
同じイラストが使われてるから「フクシノヒト」だってわかるけど、字が全然読めないからなにがなんだかわかんない(笑)。
2004年の刊行時にも韓国翻訳語版の話はあったんですが、知らんうちに立ち消えに。今回は本当に出たようです。
とにもかくにも、他の国で自著が刊行されるのは、おもしろ楽しいです♪


2018年8月17日金曜日

落語にハマっています

この数ヶ月……いえ、歌丸さんが亡くなってからだから一ヶ月半ほど、落語を聞きまくっています。
もう80以上、聞きました。
古今亭志ん朝さんの話を中心に聞いており、面白いものはほかの人でも聞いていますから、全部で100くらいは聞いたでしょうか。
頭の中、言語感覚が、けっこう江戸落語のリズムになってきている気すらします。

学生の頃、枝雀さんの落語をテレビで見て「すげー」と思ったり、フリーになってから生で聞いて「皆さんすげー」とも思いましたが、ハマりはしませんでした。
今回、志ん朝さんの『井戸の茶碗』を聞いて、場面転換やオチの“空気感”の素晴らしさに特に圧倒され、以来どんどん聞いています。

志ん朝さんの落語は、素晴らしいです。
ものすごく巧みでありながら極めて自然でおおらかで、人や状況がありありと目に浮かぶ気がします。古典落語には嫌な話になりがちなものもあるのですが、志ん朝さんが話すと、登場人物はみな愛嬌とかわいげがある、愛すべき人になります。素晴らしく爽快です。
そして、必ず笑えます。『愛宕山』『船徳』『寝床』など圧巻、大笑いです。

そうしたすごいのを聞くとほかの落語家のものも聞きたくなるわけですが、主だったところ数人のものを聞いても、どうも私的にはピンときません。
お父さんである古今亭志ん生さんの話は、もはやカタストロフでものすごく、しかしやはり愛嬌があり、すごく面白いのですが。枝雀さんも、完全な別物で大笑い、圧倒されます。
でも、(技術的・人間内容的に達していない人は論外として)どうしてもほかの人の話には、わざとらしさ、偉ぶり、笑わせよう・泣かせよう感……などなどを感じてしまい、なんだかなあ、と思ってしまいます。せいぜい「なるほどね」と感心するくらい。

もちろん、あれだけ評価が高い人たちなのですから、 私がまだわかっていないだけなのでしょう。
でも当面は、志ん朝、志ん生、枝雀の三人でOK、この人たちの話を聞くだけで手一杯ですし、十分です。

いまさらな話かもしれませんが、 やっと落語を好きになることができて、今とてもうれしいです。
ようやく書き出した小説にも落語のエッセンスが反映されるかもしれない、なんて思ってもいます。
いろいろ楽しみな昨今です。

2018年7月18日水曜日

「生活保護」がドラマ化されました!

ネット上で少し交流のある柏木ハルコさんのマンガ『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)が原作となり、ついにゴールデンタイムで連続ドラマ化されました!
まあこれで、私の『フクシノヒト』のドラマ化の夢は潰えましたが、しかしめでたいことです。
きのうTBS系列で夜9時から第一回が放映されたらしく、見損ねました。というか、まったく情報を知らなかったのが残念。
これで生活保護に対する理解が深まり、福祉の必要性が理解され、ひいてはワーキングプアを許している社会への疑問にまでつながれば、なんてことを思います。

2018年7月14日土曜日

『フクシノヒト こちら福祉課保護係』が韓国で発行されます

韓国で、拙著『フクシノヒト こちら福祉課保護係』の現地語翻訳版が発行されます。

半年かそこら前に代理店と契約書を取り交わし、一ヶ月くらい前に版権使用料だかなんだかが規定通り振り込まれたのですが、いつ発行だとかいうことがよくわかりません。
たぶん単行本で、あと半年以内には発行されるだろうとの話で、出たら一冊貰えるそうです。

こちらに入る金なんてほんと微々たるものですが、あっちでドラマ化されて話題にならないかな、なんてことをまだ少し考えたりしてます(笑)。
見本が来たら、またアップします。
どんなデザインだろ? 多分同じだろうな、文字がハングルなだけで。

2018年4月20日金曜日

最近の「フクシノヒト」の動き

伝統ある福祉の専門紙「季刊  公的扶助研究 第278号」(萌文社、2018年1月15日発行)のブックレビューにて拙著『フクシノヒト』を取り上げていただきました。
ありがたいですm(_ _)m




2018年4月2日月曜日

うれしいご感想。

懇意にさせていただいている元大使の方から、大変うれしいご感想をいただきました。

「フクシノヒト」を読了しました。
登場人物間の人間関係の描写の上手さに家内とともにも感心いたしした。
巻末の恋愛成就も第一作同様に感動的でした。
福祉課保護係の仕事の重要さもよく伝えられており、日本社会の実態の理解に大いに役立つ本だと感じました。
このような著作を対象とする文学賞の誕生が国民の啓発の視点からも期待されます。
一層のご活躍をお祈り致します。


 確かに、そのような文学賞が力あるところで創設されれば、日本もずいぶん変わる可能性があるな、と思います。
例えば、
「ソーシャル・イシュー文学賞」
社会問題を倫理的・人道的に描いた、大衆的な小説に与えられる賞。 
なんていう風に。
社会に良心は、あるかな?

メディア紹介、二点。

全国社会福祉協議会の月刊誌「生活と福祉」(2018年3月号)の編集後記にて、拙著『フクシノヒト2』をお取り上げいただきました。 権威ある雑誌にて、きちんと読んでいただいていることがわかるようなご紹介をいただき、著者としてとてもうれしいです♪




また、週刊「福祉新聞」(18年4月2日号)にて、拙著『フクシノヒト2』をお取り上げいただきました。ありがとうございます。

2018年2月14日水曜日

福島民報新聞でご紹介いただきました♪

ありがたいですm(_ _)m
『フクシノヒト』1、2ともに、そこそこ動いているようです。


2018年1月31日水曜日

「フクシノヒト2 こちら福祉課保護係」初動ご報告

明文堂書店富山有沢橋店さま


フクシノヒト1、2とも、堅調に売れているようです。
営業さま及び書店さまの努力・ご協力が大きい! 感謝申し上げます。


明文堂書店富山新庄経堂店さま


有隣堂伊勢佐木町本店さま


 先日、久しぶりにネットを調べてみたら、とてもうれしい感想に出会いました。
「市民福祉情報オフィス・ハスカップ」
「歌人・だっさんのゆるりと道楽三昧♪」
 「HOMEWORKSスタッフ日記ブログ」



2018年1月17日水曜日

『フクシノヒト2 こちら福祉課保護係』発売!

『フクシノヒト2 こちら福祉課保護係』
拙著『フクシノヒト こちら福祉課保護係』の続編として、この1月15日に発売されました。

前作の登場人物に加え、個性豊かな新入係員や生活保護受給者が勢揃い。
前作より、社会派・現実色が強まり、コミカル色が薄くなっていると思います。
各書店さまでも展開開始。

丸善名古屋セントラルパーク店さま

また性懲りもなく、ポスターも作りました。
詳細はこちらまで

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

2017年7月4日火曜日

「フクシノヒト こちら福祉課保護係』の中間報告

私の故郷の新聞「福島民報」様が、拙著を3月18日付紙面で取り上げて下さいました。
メールで記者様とやりとりし、ありがたいお言葉もいただき、心温まる思いでした。

6月半ばには版元から依頼があり、サイン色紙50枚、サイン本30冊を書いてきました。
私の字は、それはそれはおぞましいものなので、この話が来た時に試しに書いてみてその画像を先方に送り、
「このように、汚い・ヘタを超えて情けない字で、かえって売れなくなりませぬか?」
とご意見をうかがったけれど、
「素晴らしいです」という訳のわからない(お世辞)反応で、まあ書店で目立つだろうし、あと「サインを出すくらいの作家です」とあおる効果もあるのだろうと納得しました。

その後、こんな画像を、書店さんがTwitterに出してくれていました。ありがたいけれど恥ずかしい! とにかく、販売の力になるならば私も嬉しいのですが。


後日また呼ばれて、追加のサイン本40冊とサイン色紙20枚を書き、いろいろ打合せをしてきました。
結果、続編の刊行が、正式決定しました。
来年1月、文芸社NEO刊行1周年に合わせて刊行したいとのこと。
さらに、今後の展開もいろいろお話しし、なんだかとてもいい話なのでした。
(もちろん、これから書くものがレベルに達していなければ、当然刊行されないでしょうが。おぞぞぞ)

思えばこれまで成功体験と言えるものは、絶対に入れると思っての出版社入りと、絶対に出せると思っての書籍刊行の二つで、「自分の力でやった」としか思えませんでした。
でもいまは、私の才能はこのくらいで、たいしたものではない、ということがわかっています。
本当に周り(版元、書店さん)に助けられたがゆえの現状です。
なんてことで、この歳になって、感謝という気持ちが湧いてきています。

とにかく! 執筆がんばらないと!

2017年6月2日金曜日

「フクシノヒト」近況

拙著『フクシノヒト こちら福祉課保護係』、福祉事務所のケースワーカーを主な読者対象とする専門誌「生活と福祉」(全国社会福祉協議会)の編集後記にて取り上げていただきました。





(文面抜粋) 
(前略)そろそろ新規採用職員の配属が決まる頃ではないでしょうか。小説『フクシノヒト こちら福祉課保護係』(2017年3月発行 文芸社)は、そんな新人ケースワーカーの堺勇治を主人公に、彼が経験し成長する姿を描いています。著者の先崎綜一さんは「あえて理想的な職場(区役所保護係)を舞台とし、それでもなお困難な生活保護の実情につき描いた群像劇」と述べています(後略 )


書店ではけっこう動いているようで、いまだPOP付きで展開していただいています。
ありがとうございます。m(_ _)m



 さてさて、どこまでいくのやら〜。
などと言ってる場合ではなく、私もそろそろ販促活動再開です。

2017年4月7日金曜日

新刊を巡る冒険 ──これまでのまとめ

拙著『フクシノヒト こちら福祉課保護係』について、今回は本当に、発売前から販促活動を必死こいてしています。
できることを毎日ちまちまと続けることはもちろん大事で、待つことも大事だし、しかしその間に準備をしておき時が来たらどっと動けるようにしておく。とにかく、可能と思われる限りの頭と体の使い方をしています。出版元も頑張ってくださってます。

という今のところは、おかげさまでどうやら好調に推移しているようです。
これまでのことを、こちらにまとめておきます。

・発売前に、私の案内文と共に版元さんより地方紙50数紙に本を送付。

・私個人からもメディア、団体、専門家などに本と案内状を送付。

・一つ目のポスター(チラシ)をWordで自作。センス悪。
・話題のマンガ『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)の著者、柏木ハルコさんとTwitterでメッセージやりとり。という、とても嬉しい交流もありました。 

・4月3日付け「週刊福祉新聞」に掲載される。

・3月末から4月頭まで、第二弾、三弾と、学校や団体などに本と案内状を送る。

 ・4月3日の日経新聞1面コラム「春秋」で「フクシノヒト」が取り上げられる。

・ポスター(チラシ)を改訂。やはりセンス悪。
・日経効果により、Amazonランキング1位となる。

・書店さんも様々注力していただき、好調に推移との話。






ここまでは、日経効果がとても大きく、書店さん関係はある程度好調が続くかも知れません。 が、ネットでの日経バブル効果は、Amazonランキングを見続けていると日に日に落ち、全書籍中 1610位までいったものが今は7826位。夕方には1万位まで落ちてました。この週末を過ぎれば、万単位が普通になるでしょう。
そこで何をするか。当然、日経に載ることなど夢にも思わなかった頃に考えていたことをするだけです。様々手を尽くします。「戦略家で天然」という素質を活かして(笑。
とにかく、この一か月半、長くて3カ月が勝負です。その間に、問題が起こらないように気をつけながら、しかしできる限りのことをやります。
その後は、本著がもっている力にかけるしかありません。その力が本物なら、きっと誰かが発信してくれるはず。いろいろな人が。そう信じてます。

2017年3月9日木曜日

新刊が刊行されます。

新刊が刊行されます。

『フクシノヒト こちら福祉課保護係』(文芸社文庫NEO)
定価/605円 (本体 560円) A6並 264ページ 発売日/2017年3月25日

この本は「文芸社 U-30大賞」に役所てつや氏が原案を応募し当選、私が氏に取材して文章化し『フクシノヒト』として2004年に刊行されたものを、修正・改題し文庫として新たに刊行したものです。
手前味噌ながら、『フクシノヒト』はけっこういい評判しかなくて、増刷されず残念だなあと思っていましたが、今回、文庫化されて蘇ったわけで、著者として大変うれしうれしであります。
 詳しくはこちらから。
https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-18379-4.jsp

●パブ用案内文

 この度、小説『フクシノヒト こちら福祉課保護係』が刊行されましたので、著者よりご挨拶を申し上げます。
 本書は、役所で生活保護を扱う部署に配属された新入所員を主人公とし、生活保護受給者や先輩ケースワーカーとの関わりの中で成長していく姿を描いたものです。
 あえて理想的な職場(区役所保護係)を舞台とし、それでもなお困難な生活保護の実情につき、真剣に、しかし時にコメディータッチで描いた群像劇です。
 福祉・生活保護・公務員に関し様々話題となっている昨今、このジャンルに関わっている人々はもちろんのこと、すべての若者にとって問題意識や気づきを得られる作品になっていると自負しております。
 よろしくお願い申し上げます。

2012年3月20日火曜日

書けにゃい

とにかくここずっと、このブログも他のブログもSNSも、何もかもずっとほったらかしなのである。
理由を考えてみたが、なんのことはない、なんにもしてないからだとの結論に至った。
さすがに、猫が寝ていた、煮込みラーメンを食べた云々ということは書けない。
本当にろくなこと何一つしていない日々が続いているのである。
具体的には、人と会わず、本も読まず、家でグタグタしているというのが、ほぼ毎日の「していること」。
こんなことでは、日記はもちろん、雑記だって書けるもんじゃない。
小説のネタにだって詰まろうというものだ。

がまあ、あと二、三か月は、こんな感じでいくのだろうと思っている。
せいぜい、これまで書いた小説を改稿したり、川柳の先生をしたり……。
ああ、そうだった。今日はネットで企画の売り込みを二件したのだった。
そうだ、していることはあるのだ。

となると結局は、単に自分の怠慢ということになる。
考えてみれば、学生のころの日記も、数年書かずにいて、数か月、何十ページも毎日書き続ける、というような崩れぶりだった。
何を私は忘れておるのだ。
そういう人間なのだった、私は。

2011年8月25日木曜日

最近の執筆活動

去年末から今月までで、五つの小説を書いた。
一つはまったくの新作で、本格推理物(400字換算430枚)。
ほか四つは、五年ほど前に途中まで書いたものを大幅に方向転換させ補筆したもの。
うち一つは、女子高生が主人公のホラーミステリー(400枚)。
次に、三十代のヤクザ者と若い女の、バイオレンス・アングラ・サスペンスみたいなもの(340枚)。
お次、夫婦二人の心理犯罪関係の純文学(90枚)。
最後が、引きこもりの兄と活発な妹などの人間模様を描いた青春小説(280枚)。

我ながら、まったく方向性が決まっていないなと呆れる。
でも、いろいろ書いて何が得意なのか知るのはいいことだと思う。
だけど、どれもどれって感じではある。
いろんなジャンルのものを妥当にうまく書けたと思うが、どれが得意かとか書きたいかとかの区別はつけられず、まして「いいのか悪いのか」など、当然ながら自分で白黒つけることはできない。

まあ、何もせずグダグダしているよりはずっといいだろうと思う。
私の人生が進んでいるのか、止まっているのか、低下しているのかわからないところが、苦しい点だけれど。

誰も信じてくれはしないのだから、自分で自分を信じてあげなくては自分がかわいそうではないか。
そんなふうに思って、計算高い天然で生きてます。