2011年8月25日木曜日

最近の執筆活動

去年末から今月までで、五つの小説を書いた。
一つはまったくの新作で、本格推理物(400字換算430枚)。
ほか四つは、五年ほど前に途中まで書いたものを大幅に方向転換させ補筆したもの。
うち一つは、女子高生が主人公のホラーミステリー(400枚)。
次に、三十代のヤクザ者と若い女の、バイオレンス・アングラ・サスペンスみたいなもの(340枚)。
お次、夫婦二人の心理犯罪関係の純文学(90枚)。
最後が、引きこもりの兄と活発な妹などの人間模様を描いた青春小説(280枚)。

我ながら、まったく方向性が決まっていないなと呆れる。
でも、いろいろ書いて何が得意なのか知るのはいいことだと思う。
だけど、どれもどれって感じではある。
いろんなジャンルのものを妥当にうまく書けたと思うが、どれが得意かとか書きたいかとかの区別はつけられず、まして「いいのか悪いのか」など、当然ながら自分で白黒つけることはできない。

まあ、何もせずグダグダしているよりはずっといいだろうと思う。
私の人生が進んでいるのか、止まっているのか、低下しているのかわからないところが、苦しい点だけれど。

誰も信じてくれはしないのだから、自分で自分を信じてあげなくては自分がかわいそうではないか。
そんなふうに思って、計算高い天然で生きてます。

2011年1月30日日曜日

川本真琴が好きだ

何を今さら、と言われそうだが、1990年代後半〜2000年代初めに活動した川本真琴の音楽が大好きです。

当時、ダウンタウンファンなのでHEY!3に出ていた彼女を見て、そこでダウンタウンに突っ込まれて困ってる彼女の姿からして、人間的にも好きになったんですが、どうしても彼女の神経の細さというか細かさというか世間外れの仕方というか、まあそういうことで危うさは感じていたんだけれども、それがまた良かったわけです。

と、今、彼女の曲を聴きながら書いているんですが、こういうタイプの作詞作曲(彼女の場合、本当の彼女自身の作詞作曲だ)ができるだけで、もう人間的に、当然ながら普通の社会に適応するには難しいと思われるわけで、それがまた好きなのですが、またまた当然ながら、Coccoと同様、そういう人は商業主義な現在の音楽界に馴染むはずがなく、また普通の人間界にも馴染むはずがないわけです。

と言って、そういう人でも上手くやっていける人はいるわけで、才能の大きい小さいには関わりないし、そういった人たら(彼女ら二人とか、中島みゆきとか、尾崎豊とか、戸川純とか、さらに言っちゃえば宇多田ヒカルとか)が、どこまで世間に適応できるか、どのように適応していくかは、知りませんが(もう死んじゃった人もいるけど)。


以上のようなことをなぜ書いているかといえば、今日なんだか訳のわからない心境になり、朝から酒をのんでクラッシックを聴いて、けっこうふらふらになって、J-POPジャンルに向かい、川本真琴を聴いて、そういえば彼女どうなったんだろと思ってネットで調べてみたら、2002年には事務所を離脱し、表舞台からは姿を消すようになった」とか言うことで、
そんな昔からかい! と驚いたので。


あんなに深くすばらしい歌詞を作れて、そしてほかにないような曲を書け、かつ歌声もとても透明できれいなのに聴き応えがある、すばらしい歌手(創造者)がぁ.......と、彼女に対して思っていた世間的なことは置いといて、残念に感じたので、ここに記す次第。




でもね、最前の例で言えば、尾崎豊とか戸川純とかの生き方に比べれば、やはり彼女なりの一番いい生き方なのだろうと思うから、創造・他人のために自分の人生をホカシて欲しくはないな、とも思うのでありました。


今、「EDGE」から「1/2」になった。いい曲だなー。。。。。。。。。
大好き。