2008年6月10日火曜日

忙しくなろう

何十時間連続執筆、なんてことを続けてきて、いい加減うんざりしていた。
こんなことでいいのだろうか、と追い詰められていた。
ところが面白いもので、追い詰められるところまで追い詰められてみると、人間ってのは、開き直りの精神が発揮されるようだ。
追い詰められると精神的に辛すぎるから、ウツにもなる。
ってことで、単に「死にたくない〜」という自己防衛本能のなすワザかもしれない。
まあとにかく、僕はひとまず、開き直った。

このところは、本を書くための参考図書60数冊の読破に取り組んでいる。
そして今月いっぱいくらいで、一冊本を書く。
そこに昨日、リライトの仕事の依頼が来た。これも今月いっぱいのシメキリ。
どれも例によって、「相手が求める以上に」やるつもり。
なので、またひどく忙しくなると思うが、もう仕事に追われても追い詰められない。
と、勝手に思っている。
開き直ってしまったから。

二日酔いがひどい僕だが、7日には知人の誘いでライブハウスにも行ってきた。
14日にも、ボーリング大会&飲み会を入れた。
そして18日は、親しい作家さんの出版記念パーティー。

そんな暇があるもんか、というのが、不活発極まりない僕のパターンだったが、さすがにもういいや、と思い切った。
仕事はしなければならないが、それに縛られ尽くす必要はない。
もっといろいろなことをインプットしたい。いろいろな人と出会いたい。
そして、自分がやるべきこともやりたい。

そのために必要なのは、時間と健康。ただ、この二つだけ。
時間は、寝ないだけで一日24時間使える。
一日8時間労働として、3日分だ。
健康は現状なんとかなっているし、実際に倒れてみなけりゃわからない。
そして、この二つの要素は、やる気やら情熱やらバイタリティやら目的意識やら、とにかくそんなこんなの言葉で表されるような「心がけ一つ」でなんとかなる。
ただ一つ、熱意があればいい。
睡眠は自然に減るし(寝るのがもったいない)、生き生き活動すれば病気にもなりにくいだろう。

もちろん、ずっと眠らず人ともばんばん会ってなんて、そんなハード極まりないことをわざわざするつもりはないが、つまり、そんなふうに思い切ったということ。
それだけで、めっちゃ気が楽になった。
ものすごく余裕ができたような気がしている。

だから僕は、忙しくなろう。
制約など設けず、どんどんと。
ウツの時もシニカルな時も、自分が勝手にそうなっていると思えばいい。
もし本当に倒れたら、その時はその時。
これまで積み上げてきた業界での実績など、大したものではない。
これからやることに比べれば。

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